ともくーーんのセーブデータ

最近話題の映画、国宝を見に行きました。前評判通り見応えのある映画でした。

上映時間が3時間で退屈せず座っていられるか不安でしたが、展開が早いのと途中で歌舞伎の演目が入るので飽きがないです。歌舞伎の演目のお陰で時間が長くなってるのかも。明らかに尺が足りてない描写も散見されました。半也サイドや女性絡みのところは特にそうですね。

今の世の中では一発アウトな描写もありました。遊びは芸の肥やし言う言葉がありますが、昭和の男女観が表れているものと思います。

さて、映画で素晴らしい点は、映像表現です。歌舞伎の舞台を艶やかに、そして色んな構図やコントラストの変化で臨場感を出しており、非常にエンターテイメントでした。特に主演2人の女形は美しかった。歌舞伎はよく分かりませんが、演技も違和感なく悪くなかったです。

また、上映時間が長いからこその繰り返しの表現が刺さりました。立場の逆転、曽根崎心中、歌舞伎の血と糖尿病。エンディングの演目も幼い頃見た人間国宝の演技と重なります。

話題性がありメディアキャンペーンにもよる所はあると思いますが、見て残念に思うような映画ではないです。誰かと話したくなる場面が多い良作でした。

梅雨どこいった！

続けてくれてありがとう！

笑顔にいれました！

1300円のグラサンいいですよ

ほなまた！