万博の攻略法
本日は大阪万博に遊びに行きました。ネット情報のおもちゃとなっている万博の真実を確かめに開幕入場券4000円で入りました!結論、めちゃくちゃ面白いけど1日だけじゃ10%も楽しめない、です。以下、私の感じたことをポイントごとに書いていきます。
- 入場について
朝9時に夢洲駅からの東ゲート入場で予約していました。9時10分に着くとニコニコ超会議を思い起こすような大行列があり、最初は「荷物検査もあるしこれは時間かかりそうだな…」と思いました。
ところが、今日はQRコードを事前にSS撮るなどの対策もできており思った以上にスムーズに列が進み、20分程度で入場することができました。空港よりだいぶ早い。
また、入場口では私のmineo(AU回線)でもWifiもチケットサイトもアクセスできました。事前準備組が増えたおかげか、初日と比べるとかなり改善されましたね。運営側ももちろんですが、来場者側もこういった知見が貯まればもっとスムーズになりそうな予感がしました。
- Wifiについて
入場してすぐの案内場でWifiのプロファイルをダウンロードできます。これは会場内全てではありませんが、特定の場所にWifiが飛んでいるのでそこでアクセスできるようになります。入場前にも対応できるので、先に準備しときましょう。
- パブリオンについて
各国のパブリオンが沢山あるのですがそれぞれの外観が素晴らしい。国の個性も出ており、撮っているだけで楽しめます。
展示物は各国で差がありますが、力を入れているので楽しめる内容が多いです。アトラクションのショーのような楽しい所、博物館のような知的好奇心に刺激される展示。外観と同様に個性が出る内装など、各パブリオンごとに何かは楽しめると思います。私は世界各国の文化や強みを知らないので、それを映像や展示で学べるのが素晴らしかった。教養が身につくアミューズメントパークです。
一応、パブリオンには予約がありますが、ディズニーのファストパス的な扱いのところが多いです。人が少なければすぐに入れますし、多くは予約がなくても入れます。下記のパブリオンは混雑していました。
- 日本(予約可)
- イタリア
- オランダ(予約可)
- アメリカ
- フランス
- 命巡る冒険
- ガンダムのところ(要予約)
私が楽しめた場所(順不同)
- 関西パブリオン
- 夜の地球
- スペイン
- タイ
- サウジアラビア
また、各パブリオンにはスタンプもあるので集めると楽しいかも知れません。
- 時間について
パブリオンにもよりますが、大体1箇所30分~60分です。なので1日で10~15箇所が限界だと思います。パブリオンは180以上あるので全部回るのに2週間とか掛かりそうですね。これが1日だと10%も楽しめない理由です。また、予約なしで入れるパブリオンでも入場者数が多い現状では20分~30分ほど並びます。iPadや本など暇つぶしの道具を持ち込むことをおすすめします。
また、会場の木造リングを歩いた所、大体35分かかりました。入口から端のパブリオンまでは10~15分掛かると頭に入れるといいでしょう。
- 大屋根リングについて
上手くできているなーと思います。費用はともかく、万博への貢献度はかなり高い。
- 通り雨が降ったら雨宿りできる
- ベンチや自販機あるから休憩所の目印になる。
- リングの外側に大体トイレがある
- ところどころに番号が振られているので最寄りのパブリオンを確認しやすい
→人との待合せにも便利だと思います - 自然と人の導線が出来るので会場内が雑な混雑がない。
- トイレについて
沢山あります!ネット情報ではトイレが壊れたり~とか錯綜していますが、めっちゃきれいだし数は十分です。ご安心ください。私が見る限り並びは無かったです。
- 食事について
数少ない不満点その1です。飲み物系は良心的だが、パブリオン内は高いです。
特に日本のお店はインバウンド価格だと思ってください。
例えばフードコートに行ったタイ料理のクンテープ。パッタイを頼みましたが1500円でした。大阪ルクア店だと990円です。
もう一つは「EARTH TABLE~未来食堂~」エリアのテラスニチレイ。未来感を出すためにロボットに飲み物注がせたりチャーハン炒めたりしていますが、その分のコストが代金に乗っている感じがします。一例はニチレイテラス。1500円は中々のお値段。味は300円のニチレイ冷凍食品とさして変わりません(冷凍食品うますぎ問題)。
対応策1:お弁当を持ち込む
屋外なら座る場所やテーブル席も多くありますのでおしゃピク可能です。屋内でも550円場所代払えば指定番号付きのテーブル席に入れます。まずこれがおすすめ
https://faq.expo2025.or.jp/hc/ja/articles/4499327263774-お弁当は持込可能ですか
対応策2:日本で食べられない国料理を食べる
たとえばアラビア系の料理は日本で中々見当たりませんよね。フードコートではなく、各国のパブリオンにレストランがあるところは楽しいかもしれません。
参考↓
- アプリについて
数少ない不満点その2。
パブリオンには事前予約の他に当日予約が何度もできるのですが、アプリを1時間くらい触らないと再ログインが求められます。再ログインしてマイページに飛んでチケットのページに行って当日予約ボタンを押して…という流れを何回もする羽目になる。
一度ログインしたらその入場分はそのままにするとか、当日予約までのサイトアクセスを短縮するとか対応が欲しいところ。
- 夕方の入場口
夕方になると入場口も園内も人は減り、パブリオンの枠にも空きが出ます。通年パスであれば、人気パブリオンは夜に行き、休日は万博全体の雰囲気や食べ歩きを楽しむ遊び方が一番楽しそうです。
- 最後に…どんな人が楽しめる?
ざっと下記並べます。
- 各国の文化や強みを知りたい人
- 海外旅行のような異国感を感じたい人
- 各国の料理を食べ比べたい人
- フォトジェニックな風景写真や自撮りを撮りたい人
国の文化や未来は4,5年では変わらないので、各開催ごとに足を運ぶイベントではありません。1回行けば十分です。ただし、全て楽しみ切るには開催期間中に何回も足を運ぶ必要がある催しです。本当に幅広い楽しみ方が出来る場所です。せっかく日本で開かれたのだから、全力で楽しむのはいかがでしょうか。
ほなまた!

