謝らない人は自分に自信がない人
思い当たる人、身の回りにいませんか?
身の回りじゃなくてもSNSでよく見ますね。なぜ謝れないのかを分析した本です。
途中の事例は老害視点と突っ込みたくなる内容もありましたが、読みやすかった。
以下、覚書と感想です。
よくある謝るフリの例
まことに遺憾です→起こったことを残念に思うと言っているだけで謝っていない
勘違いさせて申し訳ありません→言っていることは別に謝るつもりではない
政治家や著名人がよく使っている言葉ですね。
SNS全盛の時代、謝ると徹底的に叩かれるネット社会では不用意に自分の非を認められなくなりました。政治家や著名人ではない一般人でも同じ叩かれる立場になったのです。
そのため、形だけ謝罪する姿勢を見せる政治家スタイルが広がっているのです。
謝らない人の他の特徴として
- 自分に自信がない人
- プライドから謝罪は敗北と考えている人
- メタ認知が機能せず、常に被害者意識を抱いている人
とあります。特にメタ認知の箇所、相手の思うことを想像できない、はSNS全盛になってからよく見られるようになったと思います。
一方、謝罪には必要な7つ要素があると指摘しています。
- 自分の言動によって相手に負担や損害、不快感を生じたのを認めること
- 責任は自分にあるのを認めること
- 自分の言動を反省すること
- 被害者の気持ちに共感し理解を示すこと
- 同じようなことを二度と繰りかえさないと誓うこと
- 被害者から許しを請うこと
- 補償を申し出ること
これらに加えて誠意を見せる、表情や態度で示すことも大事なポイントになります。
最近では企業の経営者に対し謝罪コンサルタントなるものが講義することがあるようです。
最適なお辞儀の角度や時間の指示、相手の溜飲を下げるような言い回しだけど、自社の不備への謝罪はしないような台本作りのフォローなど。
謝り方については色々な考え方があると思います。
私は対面についてはすぐに謝ります。
ただ、書面上やSNSでは謝るというよりは自分の考えや経緯を話すに留めると思います。関係のない第三者に弱みを見せないことが、今のネット社会で必要だと考えているからです。
ネット社会では謝らないことはある程度必要ですが、それを現実社会に持ち込まないことが前提というのが私の結論です。
本日のご帰宅
なもーんの髪がブリーチに耐えられずにライフ0
楽しい装飾交換Weekありがとう!
にゃあせ氏の良いところがどの部門にも投票したくなることが言語化してわかりました。
期日前投票で唯一希望の賞を知っていましたが、おそらく知らなくてもお絵かき部門に入れていました。
ほなまた!