エッセイはいいぞー
エッセイはその人から生まれる独自の言葉や人生の標となっている言葉がわかるのが良いなぁと思います。
今日は長濱ねるのエッセイから好きな言葉を書き連ねます。
あるドラマの気に入っているセリフがある。思春期の娘が母に対して「時々愛されてないかもって思うんだ」と呟く。それに対し母は、あっけらかんとこう言い放つのだ。「それは求めすぎじゃない?」私はこの言葉をあるごとに思い出す。人に期待しすぎないように、自分に期待しすぎないように。
ねるさんの謙虚なお人柄が目に浮かびます。
「ねるちゃんにいっぱいお金使わせたね。ごめんね。ありがとうね」と声を掛けてくれたので、「そのために働いているんだよ」といつか母がわたしにかけてくれた言葉をそのまま渡してみた
おばあちゃんを歌舞伎座に連れて行った話です。素敵な言葉やなと思います。
「けど、こんなふうにお客さんとお話するのが楽しくてね、いろんな人生をおしえてもらうんだけど、きっとみんな誰かを守るために生きていて、必ず必要とされているんだよ。だから思いっきりゆっくり休んできてね」出会って数十分、ずっと誰かに言ってほしかった言葉を見ず知らずのおじさんに貰った。
19歳のときに疲れの逃がし方が分からず仕事でないてしまった時、「しんどいのはあなただけじゃない」という言葉にモヤモヤした自分がいた。わかるよ、私だけじゃないのは、わかるんだけど、自分に撮っては大問題なのですよ、と外界とのコミュニケーションを閉ざしはじめ、一日仕事をサボって長崎に帰ったときの話。
私も仕事に悩める人にこういって声を掛けたい。
平和を誰かに愛されている状態にあることだとすると、世界の全員が一人ひとり自分のことを愛していたのならば、それは世界の全員が愛されている、と言えませんか?本や映画などのエンタメは、自分のことを好きだと思う・気づかせる力は持っていると思うんです。それって、ねるさんの仕事は、十分世界平和につながる仕事ですよ。
エンタメは世界平和に繋がる仕事なんです。
大事なのは、自分は何者なのかでなく、何者でないかだ。急がないこと。手を使って仕事すること。そして、日々の楽しみを、一本の自分の木と共にすること。
長田弘さんの贈りものという詩より。
本当にいい言葉に出会えて嬉しい。こういった著名人のエッセイ本をもっと読んでみたいですね。
本日のご帰宅
らずりさんに死神の目を持たせてはならない
遠く薄目で見るとアハ体験
ほなまた!