個性の出し方について
先日紹介したコハラタケルさんの写真での個性の表現方法について、気になった内容を改めて抜粋しました。
個性は、意識して「出す」ものではなく、「削ぎ落とす」ことや「なくす」ことを通じて自然とにじみ出るものだと述べられています。
具体的には:
- 「自分らしさ」は自分で決める必要はなく、知らなくても良いとされています。むしろ、意識しすぎるとわざとらしくなったり、見る人に伝わりにくくなったりする可能性があります。
- 自分の撮影スタイルを貫き通すことが重要であり、そうすることで周囲があなたの個性や特徴に気づいてくれるでしょう。スタイルは、「作ろう」とするものではなく、日々の習慣や生き方から生まれるものです。
- 自分の「違和感」を大切にすることが、個性の軸になり得ます。常に違和感を探し、それを写真に反映させることで、自分にしか撮れない写真が生まれる可能性があります。
自分の個性を定義づけて撮るより、
- 特定の時間帯だけ撮る
- 特定の画角だけ撮る
- 取らないものを決める
- 場所や被写体を限定する
こうした撮影スタイルの方に制約をかけ、なるべく個性をなくして客観的にとる。この自分の考える客観性と、周りが考える客観性のズレが純粋な個性になる。そんな理解でいます。
ほなまた!