辻村深月原作の青春小説
原作が好きだったので早速映画も見に行きました!あの原作を映像化するとこんな表現になるんだ!という驚きと発想力に感心しました。天文部入部の場面やスターキャッチコンテストの説明会の場面はより青春っぽい絵になってますね。
あとヒロインの亜紗は原作よりもかなり明るい人物な印象でした。
これはこれで良かった。映画全体が明るくなった気がします。
一方でかなり省略されていたのが人間関係方面です。
例えば凛玖と真宙の関係です。
真宙は新入生でたった1人の男子中学生で大好きだったサッカーも続けることができず悔しい思いをしています。ところが凛玖も学年で男子1人だけなんですよね、確か。なので、自分と同じ境遇の先輩がいるからスターキャッチコンテストに力を入れるようになる。
先生サイドの関係も深くは語られませんでした。
綿引先生を中心につながる長崎の天文台の館長、女性宇宙飛行士、物理部顧問、理科部顧問の関係。
この大人たちのネットワークも小説の大きな魅力ですが、残念ながら省略されてしまった。
特に大人たちだけの会議の場面、原作のセリフはとても刺さり映画でも話されましたが、セリフがカットされて文脈が足りなかったイメージが強いです。
おそらく、原作を見た後の方が頭の中で補完できるので楽しめる映画だと思いますが、
見てなくても十分感動できる作品です。見た後に原作を見るとさらに腑に落ちる場面が多いでしょう。
本日のご帰宅
いつもいてくれたら嬉しいですよ!
指文字綺麗すぎる
補欠枠いつでもOKです!
ほなまた!