中距離でいたいアイドル
でんぱ組.incは名前だけ聞いたことありましたが、最上もが以外のメンバー名は知らず。ただ、元メイドのメンバーが多いと聞いてみました。
結果、大満足。何か苦労してきた人のエッセイは言葉の重みがあるというか、気づきがあって面白い。もっとこういう自伝系の本が見たいですなぁ。
気に入った箇所を下記していきます。
ずっと誤魔化しでやってきたものが、いつのまにか個性になった。アイドルはとにかく個性を求められたがちなので、苦手なものを上手く言い換えて個性に変換しただけだ。歌に関しては個性というのはちゃんとした基礎の上に立つものだと思う。基礎がなかった。癖で塗り固めてなんとか誤魔化してやってきた。変なところ真面目なのでコレが許せなかった。
読み進めてみるとわかるのですが、コレが未鈴節という個性に繋がったという話。
そういう経験もあるからか、「アイドルを辞めます」と言う子は、どんなに説得してもダメなんだろうなと思うので、引き止めることではなく、どんなふうに送り出してあげるか、ということを考えるようにしている。一度「やめる」を選択した人の決意がとんでもない固さだということを私は知っている。よっぽどの理由がない限り安易に引き留めてはいけない。
辞める決意をした人は安易に引き留めてはいけない。それはアイドルだけの話ではないのだろう。
それから腐らない努力だけはしている。「どうせ私なんか」は良くない。アイドルなんだから可愛いには貪欲であるべきだ。家では地べたを這いずりながらでも、なんとか自分を鼓舞するのだ。どんな方法であれ私は取り戻すことができた。「アイドルやりたい」という気持ちを。なので、みんなもそれぞれ可愛いと思ったら可愛いと言ってあげてください。
可愛いに貪欲な女性には可愛いと言ってあげよう、男性諸君。
究極言ってしまうと、推しという概念もいらないと思っている。そもそもアイドルグループを好きになることにおいて誰か1人を決めなくてはいけない、みたいなルールが嫌いだ。その団体が好き、でいいじゃないか。
すごく後押しされる言葉です。私も店舗推しと自信を持って話したい。
個性がないと嘆いている皆さん、変な設定とか作ると後々後悔する。自分の言葉で喋るのが1番だよ、絶対それが1番響く。
個性って自分では気づきにくいものだと、メイドカフェに通うようになってからよく思います。
私はあんまりみんなのブログとかも見ないタイプなんです。それには理由があって、あんまりみんなのことを深く知っちゃいけない気がしているんですよ。ブログって結構自分の思いの丈を書くじゃないですか。そういうのを見てしまうと、青の子はあの時にこう思っていたから、それに気をつけて接しなきゃいけないとかあんなこと思ってたんだ、私もそれ真似しちゃおうとか、ちょっと感化されちゃうなと思っていて。だからそういう気持ちの部分には触らないようにしているんです、本能的に。自分の本心を何でもかんでも言ったり書いたりするのはアイドルとしてはダメなんじゃないかって。だから知りすぎないっていうことは、長く続かせるコツなんじゃないかなと思っています。
一瞬意外な気もしましたが、近くで仕事する仲間だからこそ、知りすぎてはいけないこともあるんだと思います。私も同僚のブログを見ようと。
本日のご帰宅
食べるのは嫌いでもチェキ映えのために人参を持つメイドの鑑
セーラー服雑学を教えてもらいました、
そーなんだ
このチェキ撮っていてほんとよかった、なかったら忘れてました
ほなまた!