光と色バランスの設定
本日、マリームーン撮影会でハコスタジオのTEAに行ってきました。前回のねるぷ撮影会でも苦戦したスタジオなので、今日の内容を反省していきたいと思います。
部屋の構成
2箇所で分かれて撮影します。1つは窓からの光が大きく入る。ソファーとお菓子ののったローテーブルのゾーンです。もう一つは、窓からの光が入りにくい赤いステージと化粧台がある空間です。
光の量と色温度が違う2つの空間での撮影になるので、きれいに撮るには設定の見直しが必要になります。ここでは、2つのシーンに分けてうまくいった設定をメモします。
窓側ソファーテーブル
出窓のところで撮影する場合、横から撮る場合はフラッシュなしの方がきれいに撮れます。一方で、逆光の状態でとる場合は、顔の光と窓の光の差が大きくなるため、フラッシュで持ち上げる必要があります。また、できればNDフィルターを使って外の光も抑えると良いと思います。
一方で、ソファーやお菓子のローテーブルでの撮影については、部屋の照明とLEDをつけた上で、フラッシュをバウンスさせて移すときれいに写りました。
なお、ストロボのバウンスは標準のバウンスカバーではなく、反射板を取り付ける形での撮影が綺麗でした。これは真っ白い天井ではないため、天井に跳ねさせて、バウンスさせるよりも、反射板で光を当てた方がきれいに回るからです。
写真の構図でオススメなのが、
- 出窓側で取る
- 出窓に座ってもらう(夕方がオススメ)
- ソファーとテーブルは真正面から取る
- ソファーの角に寝転がってもらう
- 床に膝立ちして、ソファーをテーブルのように使う
- ソファーのサイドをテーブルのように使う
- お菓子テーブルも斜め上から取ってみる
あたりかなと思います。
赤床ステージ
こちらは光が届きにくいので、部屋のLEDと備え付けのライトを当てた上で、ストロボを当てるときれいな光になります。一度、明かりをすべて消してフラッシュ直当てで対応しましたが、影が強く出てしまい、硬い光と言う印象になりました。
また、色温度については窓の逆光以外は全て自動で対応しました。撮影場所ごとで色温度を設定し直すのが面倒だったのが理由です。
こちらで構図のオススメは
- 赤床ステージ内で撮るのが綺麗
- ステージに椅子を置くかおかないか
- ステージで立つ
- ステージで寝転びも一応可能
- ステージの段差に腰掛けてもらう
- 化粧台に振り返ってもらう
周りより1段高めなので、備え付けの脚立や自前のカメラステップを持ってくると撮影しやすいかも。
この課題は鏡の撮り方だと思います。スタジオユニットでも同じですが、鏡の大きさが中途半端だと背景が生かしにくいです。また、鏡の中の背景も生かしづらい。いっそ巨大な鏡の方がきれいに写るんですよね。
入った小さめの鏡は、もっと引きの構図で、鏡を写真のメインではなく、一部にして写すのが1番良さそうな気がします。特に、鏡から距離を取れるスタジオでは。
こんな感じで撮りたい。。
次回のほくちゃん撮影会でまた調整してみたいと思います。
本日のご帰宅
楽しかったよ〜!
来年超楽しみ。
ほなまた!