今日は朝から新幹線の移動で余裕がなかったので本の書評だけあげます。
先日お亡くなりになった東野圭吾の遺作、ガリレオシリーズの最新作が手に入ったので行きの新幹線で読みました。
大変面白かったです。内海さんが結婚して40を超え、草薙刑事が管理官になり、物語も時間が経った雰囲気があります。肝心の湯川博士は相変わらず頭がキレキレであり、今回の謎も瞬殺のように片付けていきました。
前半8割は内海さんが刺されてその事件を解決する話、後半2割がその事件の共犯者に関して、湯川博士と草薙が発見したある事を解決するための話です。
特に後半2割が鳥肌が立つほどの衝撃がありました。ネタバレ出来ませんが、ガリレオシリーズを知る人なら誰もが知っている事件が2人の軽いトラウマになっており、それの後始末を今回「終活」という言葉で終わらせた展開でした。
ガリレオシリーズとしてもある意味謎のままだった最後の謎、これが解かれてシリーズとしてもスッキリ終われる気がします。
東野圭吾さんはおそらくこれが遺作になることを知っていたのだと思います。そう感じさせるほど、物語全体に哀愁があり、普段あまりやらないような過去作とのオーバーラップをしたのでしょう。まさに最後に相応しい一作でした。
新幹線を降りてふと思ったのは、本は読み終わった後に誰かにあげられるのが素晴らしいと気づいたことです。URLをクリックすれば誰でも見れる動画と異なり、その書籍を買うか貰い、かつ時間をかけて読まないと共有できない不便さが希少性と連帯感を高めていると思います。
ほなまた!