昨日は東京と大阪を往復する過密なスケジュールでした。午前は東京での撮影会、午後は大阪に戻って撮影会、そして夜はあっとほぉーむカフェのスペシャルイベントに参加するという、移動続きの1日です。重い機材バッグを抱えての移動は体に堪えましたが、非常に充実した時間を過ごせました。
今回の撮影コンセプトは「学園もの」と「アメリカンダイナー」。広めのスタジオだったため、普段メインで使う重厚な70-200mm F2.8ではなく、軽快な24-120mm F4を持ち出してみました。これが大正解でした。撮影会ではレンズを交換する時間が1〜2分ほどしかありません。画角を自在に変えられるズームレンズの利便性を再認識しました。
例えば寝転びのポーズを上からとったり、ハイアングルからの全身カットなど、広角寄りでしか表現できない構図にもスムーズに対応できます。一方で背景の一部を切り取るために中望遠にすることもできます。背景を活かせるスタジオでの撮影会では焦点距離を自在に操れるのは強みだと思いました。
F4という明るさ(一段暗くなる点)については、ISO感を度1600程度まで上げてカバーしました。ノイズ対策として「PureRAW」というソフトを通すことで、画質を損なわずにクリアな画像が得られます。機材とツールの組み合わせで、機動性とクオリティを両立できたのは大きな収穫でした。
また、撮影現場ではカメラとスマートフォンを連携させテザー撮影しています。モデルさんに構図のイメージをその場で共有できるだけでなく、スマホ側にもデータが保存されるのでカメラからデータを移す手間が省けます。こでを移動中やイベントの合間にスマホの中で写真選定ができるので、隙間時間にiPhoneで作業できます。IPad、MacBook Airを連携させて効率よく編集を進めるこのワークフローは、出張スタイルの撮影において理想的な形だと実感しています。
📚 『世界の一流は平日の夜に何をしているか』を読んで
新幹線での移動時間を利用して複数冊の読書を進めました。今回取り上げるのは『世界の一流は平日の夜に何をしているか』です。
本書は、高いパフォーマンスを発揮する人々が仕事終わりの時間をどのように活用しているかをまとめた一冊です。一般的な自己啓発書的な側面もありますが、自身のライフスタイルや仕事観と照らし合わせる中で、いくつか深く考えさせられるポイントがありました。
1. 1日の締めくくりと「サードプレイス」の価値
本書では、1日を良い形で終えるための振り返りや、夜の過ごし方を事前に決めておくことの重要性が説かれています。
個人的には、夜にこだわらず「朝の散歩時に思考を整理する」スタイルでも十分に効果があると感じていますが、「1日を良い形で閉じる」という意識を持つこと自体には強く同意します。
特に共感できたのは、仕事時間とプライベート時間を切り替えるための「サードプレイス(第3の場所)」に関する記述です。
サードプレイスとは、職場でも自宅でもない、自分を取り戻すための空間を指します。立派で洒落た場所である必要はなく、「仕事との関わりが薄い」「日常的に通える」「他者の評価から距離を置ける」という条件を満たせば、カフェや図書館でも十分にその役割を果たします。
私自身、自宅にいると誘惑が多く集中が途切れがちですが、カフェや移動中の車内といった適度に閉鎖された空間に身を置くことで、読書や思考の整理が驚くほど進むことを実感しています。環境を変えて強制的にモードを切り替える仕組みは、誰にとっても有効なセルフマネジメントだと感じます。
2. 仕事との向き合い方と習慣化への考察
著者は「仕事は終わらせるものではなく、切り上げるものだ」と述べ、業務の境界線を明確に引くことの大切さを強調しています。成果主義の環境や高いレイヤーで働く人々においては、時間ではなく成果で区切る姿勢が求められるため、この考え方は非常に理にかなっています。
ただし、日本の一般的な労働環境では、当日発生した突発的なタスクの処理に追われることも少なくありません。すべてを綺麗に切り上げるのは容易ではないのが実情ですが、「ここから先は自分の時間」と意識的に線を引く姿勢そのものは見習うべき点でしょう。
また、本章の中で示されていた「1週間(月曜〜金曜)での自分の成長を定点観測する」というアプローチには気付きがありました。
月曜日の朝にその週のビッグテーマを設定し、金曜日に進捗を確認する。ガチガチに目標を固めすぎると挫折の原因になりますが、大まかな方向性を決めて1週間単位で成長を実感する仕組みは、日々のモチベーション維持に役立ちそうです。
読書の本質は、提示されたノウハウをそのまま鵜呑みにすることではなく、自身の生活にどう引き寄せて応用するかを考える点にあります。今回の読書を通じて、日々のルーティンや時間の使い方を改めて見直す良い機会となりました。
🌐 著作権と開発者のモチベーションについて
最後に、SNSで見かけた著作権に関する議論について触れておきます。
とあるゲームの改造データ(MOD)を巡り、「著作権は科学や技術の発展のために存在するものであり、独占のためのものではない」という海外ユーザーの主張を目にしました。
確かに、著作権法の本来の目的が「文化や学術の発展」にあるという点は事実です。しかし、その発展を支える技術者やクリエイターの情熱・投資を守るためにこそ「権利の保護(独占権)」が存在します。
権利が無視され、創作物の対価や努力が保護されない環境では、結果として創作者のモチベーションが低下し、発展そのものが阻害されてしまいます。
「発展のためだからルールや権利を無視していい」という解釈は論理が逆転しており、創作エコシステム全体を脅かすことになりかねません。クリエイティブな活動に関わる者として、ルールの意図と権利の尊重について深く考えさせられる出来事でした。
ほなまた!