文字を追い、体を動かす。一見すると対極にあるようなふたつの営みですが、どちらも未来の自分へ向けた投資なのかもしれません。
8月に入り、日々のトレーニングと読書の習慣が少しずつ身を結び始めています。
🏋️ 筋肉の成長を実感する日々
一昨日のトレーニングの効果がしっかりと表れ、胸のあたりに心地よい筋肉痛が残っています。
最近は各種目を従来の3セットから5セットへと増やしているのですが、効き方の違いは明白です。セット数を重ねることで、狙った部位へより深くアプローチできている感触があります。
- レッグプレス(脚): 片足ずつ丁寧に実施。直後よりも2日目あたりからじわじわと効いてくる感覚です。
- レッグカール(太もも裏): ハムストリングス(太ももの裏側にある大きな筋肉の総称)を鍛える種目。こちらはつりそうになる感覚があるため、無理をせずまずは3セットで様子を見ています。
週1回だった頻度や種目を倍に増やしたことで、体重や体に確かな変化が出てきました。目標数値の達成はもちろんですが、筋力トレーニングは一種の「投資」だと考えています。一度筋肉をつけることで基礎代謝が上がり、太りにくく引き締まった体を維持しやすくなるからです。目先の結果にとらわれず、淡々と続けていきたいところです。
📚 ページをめくる中で出合う言葉
運動の合間には、積み上がっていた本を順に開いています。今回は特に印象に残った作品をいくつか振り返ります。
毎年発表される優れたエッセイを集めた一冊です。個人的には「令和の古今和歌集」のような存在だと感じています。ページをめくる中で、いくつかの言葉が強く心に残りました。
「幸せは自分で掴まねえと気味悪いよな」という直球なフレーズや、「バズる文章」に関する冷徹な考察など、メモを取りたくなる視点が詰まっています。また、著者のヒコロヒーさんの独特な文体に惹かれ、8月4日に発売されたばかりの新しいエッセイ本も思わず注文してしまいました。届くのが今から楽しみです。
エッセイを読んでいて感じたのは、文章から滲み出る「性別」の気配です。一人称の違いだけでなく、言葉の端々に漂う生き方や視点から、執筆者の性別が自然と伝わってきます。一方で、90代の執筆者の文章が40代の書き味と大差ないように思えるなど、年齢による差異は意外にも境界が曖昧に感じられました。書き言葉には、動画などの媒体とは異なる、時代を超えて残る強い力があるのかもしれません。
ロシアの社会主義体制下を舞台にした実在の歴史と、その裏側にあったかもしれない出来事を描いたフィクション作品です。ソ連の過酷な社会情勢や強制収容所の描写と、同時代のアメリカにおける差別やマイノリティの課題が交錯する構成が見事でした。歴史の余白を物語で埋めていく手法は非常に面白く、読み応えのある一冊です。
☕ これからの時間
積読(つんどく:買ってから読まずに積んである本)は少しずつ消化できていますが、まだまだ気になる本は尽きません。今日はこれから、コンピューターサイエンスの書籍に目を通しつつ、仕事と勉強の時間を並行して進める予定です。
また、先日訃報が届いた東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズ最後の作品も発売されたとのこと。大好きなシリーズの完結作ということもあり、近いうちに手に取りたいと思っています。
体を鍛えることも、本を読むことも、すぐに劇的な変化をもたらすわけではありません。それでも、日々の生活に静かに組み込んでいくことで、確実に自分の土台になっていく感覚があります。
ほなまた!