昨日はお屋敷へのエントリー待ち時間があったので、話題になっている『ちいかわ』の映画を観に行ってきました。
私自身、ちいかわに関する知識はSNSで流れてくる情報をうっすら知っている程度です。「主人公があまり喋らない」「ハチワレというキャラクターが日本語で話す」「かわいい見た目に反して厳しい世界観である」といった、基本的な前提知識だけで劇場へ足を運びました。
実際に鑑賞してみて感じた率直な印象や、気づいたことについて少し整理してみようと思います。
🐻 初見の読者に求められる「許容度」
結論から言うと、作品やキャラクターに触れたことがない初見の人には、少しハードルが高い映画かもしれません。
この作品を楽しむうえで最も重要なのは、独特のキャラクター造形や世界観を「かわいい」「愛おしい」と受け入れられるかどうかだと感じました。
作中には少し癖のあるキャラクターや、関係性が一見いびつに思える場面も存在します。そうした「ちいかわらしさ」と呼ばれる独特の雰囲気を許容できるかどうかが、評価の分かれ目になりそうです。
また、劇中でお互いを名前で呼び合う場面が少ないため、登場人物の関係性や名前を把握するまでに少々時間がかかりました。予備知識がない状態だと、ストーリーを追うことに意識が持っていかれてしまう印象です。
👻 噂される「ホラー要素」と「残酷さ」の正体
事前に「怖い」「残酷だ」という噂を耳にしていましたが、過度なホラー表現を期待してみると拍子抜けするかもしれません。
確かに、可愛らしいキャラクターが急に不気味な動きを見せたり、画面外で物穏やかでない描写(※音だけで表現される凄惨なシーンなど)があったりと、独特の緊張感は存在します。
しかし、大人が観て本気で恐怖を感じるというよりは、昔話の『カチカチ山』にあるような、道徳的な報いやダークさを孕んだストーリー展開に近いものを感じました。「小さな子どもに見せて大丈夫だろうか」という親目線でのざわつきが、ネット上で大きな話題を呼んでいる理由なのかもしれません。
劇場にいたお子さんたちは意外にもケロッとした様子で観ており、世間の評価と実際の受容のされ方には少しギャップがあるように感じられました。
ネット上の評判だけに惑わされず、実際に自分の目で確かめてみることの大切さを実感した一日でした。
ほなまた!