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Site icon image ともくーーんのセーブデータ

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Post title icon ラブタイプ診断の欠陥

ラブタイプ診断は半スピリチュアル

最近流行りのラブタイプ診断はご存知でしょうか。近年非常に流行ったMBTIを恋愛行動に置き換えた診断で、20問程度?回答することで16タイプの恋愛タイプに区分けするというものです。

各文字の分類は以下の通り

Lead / Follow 自分のペースに合わせて欲しいか、相手のペースに合わせるか

Cuddly / Accept 甘えたいか、甘えられたいか

Realistic / Passionate 現実的な恋愛を望むか、情熱的な恋愛を望むか

Optimistic / Earnest 恋愛に関して自由であるか、真面目であるか

こういった4つの相反する要素でタイプを分ける手段は色々応用が効きそうです。

ただ、私はこのラブタイプ診断の信頼性はMBTIの半分以下だと思います。

理由その1:質問数が少ない

本家MBTIでは20分くらいの長い質問数で判定していましたが、このラブタイプ診断は2、3分で終わります。質問数が少ないということです。質問数が少ない場合、一つ一つの質問に対する回答の比重が大きく、気分で回答したものに左右されやすいことになります。

理由その2:男女の性差を考慮していない。

MBTIは考え方の傾向を表すため、男女による違いはありません。一方で恋愛については男女同じ考え方にはなりません。それは男女の本能と恋愛は紐づくからです。

例えば男性は恋愛の行動傾向以上に性の嗜好が大きいです。身体的な特徴による好み、営みの頻度、SMなどの性癖。本能的に男性にとって性交は非常に大きな恋愛要素となるわけです。

女性にとっても性癖のマッチングは恋愛の要素になりますが、男性より比重は大きくないと推測しています。

理由その3:恋愛は行動傾向だけではない

恋多き人などの診断はできますが、それがそのまま不倫しやすい人か示しているわけではありません。

恋愛ではなく倫理観や人間性に左右される話だからです。恋愛は行動傾向だけでは全く語れません。傾向の相性がぴったりでもお金が全くないとか怒りやすいとか不潔であるとかだと近づきたくありません。人の付き合いは経済面・社会面も含めた統合的な営みです。好きになったらその人の行動を肯定しやすくなるように、基本的に理屈だけでは語れないものです。

以上の主張により、ラブタイプ診断はMBTIよりも信頼性がなく、素人が適当に考えた競馬予想や占いと同じと考えています。

ほなまた!