ブロマイドじゃない写真を撮りたい
写真を撮り始めてから6ヶ月目で悩んでいたことを書きます。
撮影会の写真を振り返ると、いつもブロマイド写真のような構図でしか撮れませんで下。それはよく使うスタジオの背景が活かしずらいということもありますが、私自体も構図や撮りたい写真のコンセプトを自分で理解できていないところが大きかったです。
ブロマイドのような写真ではなく、どんな写真を撮りたいのだろうか。
その疑問を解決する糸口となる本がこちらでした。
私はブロマイドではなく、絵画のような写真を撮影したいということに気付きました。
絵画の中でも自画像や肖像画に近いのがブロマイドです。モナリザとかはそうですね。
一方でもっと引いた視点の絵画が沢山あります。
例えば本にも紹介されているアンリ・ルソーの「カーニバルのゆうべ」
人物が主題だけども、人物を大きく映す以外にも主題を強調する手段があります。この場合は思いっきり引いて満月と雲を追加し、人物との逆三角形を作ることで視線を人に向かうようにしています。あとコントランストの差もあると思います。
50mmや85mmのレンズで人物が画面の大半を占めるように撮れば、視線誘導もないのですが、そういった写真を同じスタジオで撮り続けると飽きてくるんですよね。大体2分あれば全身、膝上、バストアップ、顔アップが撮れてしまうので、あとは寝転ぶ・座る・立つの3パターンで撮り分ければ撮影会はなんとかなります。楽だからこそ、どんな人でも撮れるような写真になっていく。
一方で引いて撮る場合、背景が増えるので主役の人物の存在感が薄まってしまいます。余計なものも入るため、写真としての難易度は難しくなるのですが、その分、光の明暗や空間の立体感も取り入れやすくなります。写真という平面な世界に立体感や空気感をどうやって閉じ込めていくのか。そのために前景や後景を入れたり、フラッシュで影を作ったり、構図を考えて視線誘導したりと楽しむ工夫が増えていきます。
ただ、ブロマイドのような近めの写真が好きな人も沢山いると思いますので、今後はブロマイドと背景を工夫した写真を半分毎に撮影していきます。
あと先程の本を毎日読んで自然と頭の中に構図が浮かぶように意識付けしていきます。
本日のご帰宅
また年始にお会いしましょう!
重罪でした。
盗撮じゃないよ!
味以外でその場でわかる方法はないんですかね。。
ほなまた!